中小企業にチャンスあり!海外進出、初めの一歩

こんにちは、BRMz共同代表、中小企業診断士の下司です。

早速ですが、皆さんは海外進出を考えたことはありますでしょうか。

日本は少子高齢化が進み、人口減少が進んでいます。つまり、市場そのものが縮小しており、今後、競争の激化や市場環境の悪化が懸念されます。

一方で、世界に目を向けると、人口は急激に増加しています。現在は約78億人ですが、2050年には97億人に達すると予測されており、世界にはまだまだビジネスチャンスがあります。

日本市場が厳しくなっていく中、海外進出は日本企業が生き残るためのキーの1つとなるでしょう。

しかし、これまで日本国内のビジネスしかやってこなかった企業にとっては、海外進出ときいてもピンと来ないと思います。

そこで、この記事では、海外進出に向けて一歩踏み出したい人に向けてそのきっかけ作りとなる内容をお届けします。

「Made in Japan」の価値

中小企業にチャンスあり!海外進出、初めの一歩

昨今、中国や韓国の技術力が飛躍的に向上し、日本は遅れをとっているという話をよく聞きます。

しかし、「Made in Japan」のブランドはまだまだ健在です。

その最たる例が「和食」です。和食はその価値が世界に認められ、平成25年にユネスコ無形文化遺産に登録されることとなりました。もちろん食に限らず、日本ならでは技術やデザインを生かした製品は海外でも人気があります。

日本人には気付かない価値がMade in Japanにはあるのです。そして、Made in Japanのブランド力を生かさない手はありません。

●自社のビジネスを見つめ直す

海外へ事業展開する上で、まずやるべきことは自社のビジネスモデルを改めて整理することです。

自社の強みと弱み、顧客層、なぜ顧客は自分たちの製品を買ってくれているのかなど、自社のビジネスについて深く掘り下げていきましょう。このステップを丁寧にやると、どの国のどんな顧客が自社の製品を買ってくれるのかイメージしやすくなります。ものすごくシンプルに言えば、日本の既存顧客と同じようなステータスの顧客がいる国はターゲットの1つになりますよね。

このステップ客観的な視点を入れると効率的、かつ、効果的に進めることができますので、専門家などの第三者に協力してもらうことをおすすめします。

●海外進出を支援する制度を活用する

自社のビジネスを深く理解できたら、海外市場に目を向けてみましょう。とはいえ、過去に海外進出を考えてこなかった方にとっては、海外進出と言われても何から手を付ければ良いか分からないと思います。海外に倉庫を確保して、輸出して、海外のお客さんに営業をして…といきなり考えてしまいそうですが、それをすべて自分たちでやっていては到底手が回りません。

最近では海外進出を後押しする制度や橋渡しをしてくれる企業も増えており、昔のような労力をかけずとも海外に事業展開することが可能になってきました。

ここでは、気軽に活用ができるJetroのサービスについて紹介をします。

Jetro(日本貿易振興機構)は、2003年10月、日本貿易振興機構法に基づき、前身の日本貿易振興会を引き継いで設立された独立行政法人で、日本企業の海外進出を幅広く支援しています。(参照:https://www.jetro.go.jp/services/fdi_guide/

数多くの事例を情報として持っていますので、各企業の事情に応じたアドバイスをしてくれます。

また、昨年からAmazonと共同で日本企業を対象にAmazon.com(米国サイト)を活用した海外販売(越境EC)の支援を開始しました。この取り組みでは、Amazon.com に「JAPAN STORE」を設立し海外への販売活動をサポートしています。

Jetroは、相談は無料で、かつ、全国に拠点を持っていますので、海外進出を検討中の方はまずは相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。

●海外進出は小さな一歩から

海外進出ときくと、雲の上のような絵空事のように聞こえるかもしれません。

もちろん工場を設立する、営業拠点を構える、となると大仕事です。しかし、IT化が進んだ今の時代であれば、労力を最小限に抑えた状態で海外進出にチャレンジすることが可能です。国や自治体でも海外進出を支援する制度もありますので、国内市場での売り上げが伸び悩んでいる方は一度、海外に目を向けてみてはいかがでしょうか。

複業集団BRMzでは、多様な業界・業種の出身者が、海外進出の戦略立案から実行までお手伝いいたします。全員が経営全般を体系的に学んだ中小企業診断士であり、企業で培ったスキルや経験を事業者の皆様のご支援に活かしています。

「そうはいっても、何から相談すればよいかわからない・・・!」

「どこからどこまでの仕事を任せられるのか見極めたい」

そんなところからのスタートでも結構です。

まずは、BRMzまでお気軽にご相談ください!

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