新規顧客をリピーターへつなげてLTVを向上させよう!
明けましておめでとうございます!BRMz共同代表、中小企業診断士の下司です。
本年もよろしくお願いします!
皆さん、昨年はいかがでしたでしょうか。
コロナ禍の影響がズルズルの引きずる中、試行錯誤を続ける日々だと思います。
「今年こそは!」と強い思いで新たな挑戦に取り組もうとしている方も多いでしょう。
このブログでは、経営に悩む方々が答えに近づけるヒントを提供しています。
ぜひ、他の記事もご覧ください。
早速ですが、
「せっかく来店してくれた新規のお客様がリピートにつながらない…」
このような悩みはありませんでしょうか。
特に、同じ商圏で一定数の顧客を取り合うこととなる業態、例えば、美容院や飲食店の業界は競争が激しく、一度来店してくれたお客様が二度目は来店してくれないという状況が往々にして発生します。
気付いたら初回に使えるクーポンだけ無駄に消費していることにもなりかねません。
この記事では、新規顧客をリピーターにつなげる方法を考えたいと思います。皆さんの業務に役立ててもらえると嬉しいです。
●リピーターはなぜ重要か
LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)という言葉をご存じですか。
これは、一人、または、一社の顧客が、生涯のうちにどれだけの利益を自社にもたらしてくれたかを算出したものです。LTVが注目された背景の1つが、新規顧客獲得の難しさにあります。売上を伸ばす施策の1つとして新規顧客の獲得があります。しかし、新規顧客を獲得し続けるのは容易なことではありません。実際に、新規顧客獲得には、既存顧客維持よりも5倍のリソースが必要と言われています。そのため、新規顧客獲得には限界があり、売上を堅調に伸ばしていくためには、新規顧客をリピーターにつなげ、リピーターを維持し、自社のロイヤルカスタマーとなってもらうことが大切です。
既存顧客への営業がなぜ重要なのかは、こちらの記事で分かりやすく説明していますので、ぜひご覧ください!
●お客様はなぜ自社を選んでくれたのか
どのようにしたらリピーターは増えるのでしょうか。
その答えは、その顧客が来店した際の満足度を上げることに尽きます。
では、どうしたら満足度を上げることができるのか。
「値段を安くすれば良いのでは?」
「そうだ、クーポンをつけよう!」
「料理を美味しくする、技術を磨こう!」
など、色々とアイデアが浮かぶかもしれません。
しかし、リソースが限られている中、闇雲に手を打っても単に浪費へつながるだけです。
大切なのは、「お客様が何に価値を感じて、来店してくれているか」を冷静に分析することです。
お客様が何を求めて自社を選んでくれているかを知ることで、そこを強化しリピーターへつなげることができるのです。
●自社の価値を分析するには第三者の目を取り入れることも有効
経営者の方と話をしていると、「お客様がなぜ自社を選んでくれているか分からない」「自社の価値って何なのだろうか」という悩みを聞くことがあります。私から見ると非常に魅力的な商品やサービスを提供しているのに、中にいると意外と分からないものなんですよね。そして、会話を進めていると、「確かにここは自社の価値かもしれない」と気付かれる経営者が多くいます。すると、リピーターを増やす施策が自然と見えてきます。
複業人材コミュニティのBRMzでは、多様な業界・業種の出身者が、企業分析やマーケティングの戦略立案から実行までお手伝いいたします。全員が経営全般を体系的に学んだ中小企業診断士であり、企業で培ったスキルや経験を事業者の皆様のご支援に活かしています。
「そうはいっても、何から相談すればよいかわからない・・・!」
「どこからどこまでの仕事を任せられるのか見極めたい」
そんなところからのスタートでも結構です。
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