【経営戦略×人材採用】インターンシップを実施して御社の魅力を発信しましょう‼

こんにちは、BRMzの池田 雄紀(中小企業診断士)です。

前回の記事で「【経営戦略×人材採用】Z世代を理解して優秀な若手社員を確保しましょう!!」について考えてみました。
今回はインターンシップをテーマに取り上げたいと思います。

本稿では、変わりゆくインターンシップについて理解いただきたいと思います。

<<前回までの記事>>
【経営戦略×人材採用】御社の採用戦略を考えてみませんか‼
【経営戦略×人材採用】御社の「求める人材像」を考えてみましょう‼
【経営戦略×人材採用】御社の採用プロセスを設計しましょう‼
【経営戦略×人材採用】採用選考における注意点を知りましょう‼
【経営戦略×人材採用】選考前に相互理解を深めましょう‼
【経営戦略×人材採用】御社の採用ブランディングを考えてみましょう‼
【経営戦略×人材採用】SNSで御社に振り向いてもらいましょう‼
【経営戦略×人材採用】人を紹介してもらえるルートを考えましょう‼
【経営戦略×人材採用】Z世代を理解して優秀な若手社員を確保しましょう!!

インターンシップとは

「採用プロセス」とは?

インターンシップとは、候補者が実際に企業に就業する前に「就業体験」をすることを指します。
大学生向けの採用活動では一般的な手法となっており、大学3年の夏・冬での開催が最も盛んです。
職場において社員と共同で業務にあたったり、仮想の業務環境で体験を行うというものです。
最も、実務における稼働が前提となっている場合には、手当等様々な形で経済的報酬が支給されることもあります。
その場合はアルバイトと区別がつきにくいこともあります。

いずれにしても、「就業体験」である以上、受入企業にとっては単に労働力を獲得するということばかりでなく、キャリア形成支援や職業教育としてのプログラム提供となります。
2023年3月には、インターンシップに関する定義が変わりました。
詳しくは、採用と大学教育の未来に関する産学協議会が発行した「何が変わるのこれからのインターンシップ?」をご参照ください。

インターンシップ参加者にとってのメリット

人員計画・採用計画をどう作りこむか

まずは、インターンシップの参加者にとってのメリットを整理してみましょう。

①実務経験の獲得
インターンシップは、学校や大学で学んだ理論的知識を実際の職場で応用する機会ともいえます。
実務経験を通じて、仕事の実際の流れやビジネス環境を理解し、職業における必要なスキルを磨くことができます。

②専門知識の深化
インターンシップは、自分が専攻している分野においてより専門的な知識を獲得する機会となります。
実務現場に入ることで、その領域における専門家や経験豊富なメンターから直接指導を受けることができます。

③職業適性の確認
一般的に認識されている最大のメリットは職業に対する適性の確認です。
インターンシップは、将来の職業選択に向けて自身の適性を確認するための良い手段です。
実際の職場で働くことにより、自分が興味を持ち、適性を持っているかどうかを判断することができます。
また、職場の雰囲気や文化にも触れることができます。

④ネットワークの構築
インターンシップは、将来のキャリアにおいて役立つ人脈を築くための絶好の機会です。
受入期間の後も継続できるような、業界のプロフェッショナルや同僚との関係を築くことができます。
こうした人脈は、将来の就職活動やキャリアの発展において重要な役割を果たすことがあります。

⑤自己成長の機会
インターンシップは、自己成長の機会でもあります。
新しい環境や課題に直面することで、自己の能力やスキルについての理解を深めることができます。
また、プロジェクトやチームの一員として責任を持つことで、リーダーシップやコミュニケーションスキルを磨くことができます。

インターンシップを実施する御社のメリット

①人材獲得と採用プロセスの改善
インターンシップを通じて優秀な学生や新卒者と接することで、将来的な人材獲得の機会が生まれます。
インターンシップ期間中にインターン生の能力や適性を確認することができ、優秀なインターン生は将来の採用候補として優先的に考慮されることがあります。
また、インターンシッププログラムの運営や採用プロセスの改善により、優秀な人材を獲得しやすくなる可能性もあります。

②新鮮な視点やアイデアの獲得
インターン生は、新鮮な視点やアイデアを持っていることがあります。
彼らの中には、最新の学術知識やトレンドに触れており、組織に新たなアプローチやイノベーションのヒントをもたらすことがあります。
インターン生の参加により、企業は新たな視点を取り入れ、競争力を向上させることもできます。

③社内教育や知識共有の促進
インターンシッププログラムは、企業内での教育や知識共有の機会を提供します。
インターン生が専門知識を持っている場合には、その知識やスキルを他の従業員と共有することで、組織全体の知識レベルを向上させることができます。
また、インターン生に対して指導やトレーニングを実施することで、社内のメンタリングやリーダーシップの能力も向上させることができます。

④働き手の柔軟性と活性化
インターンシップは、その類型によっては短期的な雇用関係として整理されることもあります。
企業はインターン生を採用することで、一時的なプロジェクトや業務の負荷を軽減し、柔軟に労働力を調整することができます。
また、インターン生の参加により、職場全体の活気が高まることがあります。

本稿のまとめ

「インターンシップ」の特徴を本稿でお伝えしました。

なかなか実施が難しいとお感じになった方も多いと思います。
適切な形で関与してもらわなければ、インターン生を落胆させることにもなりかねません。

複業集団BRMzは20代~30代の中小企業診断士が集まっています。
自身も社会人になる入口で、インターンシップを経験したものも多く、プログラムの設計をお手伝いすることが可能です。

「インターンシップを実施してみたいけど、プログラム作りで挫折してしまった」
「インターンシップの受入れを開始したけど、人が集まらない。どうしたらいいの…?」

そんなところからのスタートでも結構です。

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